司法書士も土地家屋調査士も開業すると自分で事務所名を決めることができます。
この事務所名を決めるとき、何に重きを置くかでおのずと方向性が決まります。
例えば、、
①本職の名前
②地名
③信念や理念
④上記とは別に語感等で決める...etc
業界的に多いのは①でしょうか。
②も地域密着型の雰囲気が出せるので選択している方も多いですね。
①だと自分の名前が入るのでトップが誰だか分かり易いですが、反面、個人事務所だと事業承継がやりづらいのではないかと思います。
ところで、私の事務所は「あかさか総合事務所」という名称です。
なぜこの名称を選んだかというと、私は開業までにあまり準備期間がなかったので、自分の名前以外に良い名称が思い浮かばなかった、という点が挙げられます。
しかし、「あかさか総合事務所」と、ひらがなと漢字を織り交ぜて付けたのは、配属研修時代に当時お世話になった、会社法・商業登記法で有名な司法書士の内藤卓先生の事務所名(はるかぜ総合司法書士事務所)がカッコ良いと思い、いつか自分で開業する時が来たら、そのような名前にしようと心の中で思い続けていました。
なので、最終的に「自分の苗字のひらがな」と「総合事務所」を併せる形で落ち着きました。
それ以外でも、権利登記も表示登記も全部やるよ、という意味での「総合事務所」でありますし、地名の赤坂との違いを表すために「あかさか」にしたという理由もあります。
いろんな事務所名がありますが、いざ自分が決めるとなると中々難しいものです。
もしこれから開業される方がいらっしゃれば、参考になればと思います。